社会保険労務士とは?

 社会保険労務士(通称、社労士)とは、社会保険や人事・労務などを専門に扱う国家資格のこと。合格率は平均10%未満で、非常に難易度の高い国家試験として知られています。資格を取得すれば、すぐに独立・開業することも可能。少子高齢化や年金問題が取りざたされる昨今、社労士(社会保険労務士)は注目度もニーズも大きな高まりをみせています。


社労士(社会保険労務士):31,232人
社労士(社会保険労務士)法人会員:236法人
※平成19年4月末日現在


【社労士(社会保険労務士)の役割】

 社労士(社会保険労務士)は、労働社会保険関係および人事・労務管理のエキスパートとして、人の採用から退職までの労働および社会保険に関する諸問題、老後の年金を含む生活設計、介護の相談等に対応する専門家として、企業や人を支えます。


【社労士(社会保険労務士)の主な業務】

 代理・代行
労働社会保険諸法令に基づいた申請書の作成、提出手続きの代理
個別労働関係紛争において、紛争の当事者を代理すること(あっせん代理)
書類作成
労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類の作成
相談・指導
事業における労務管理その他の労働に関する事項、および労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項についての相談または指導


【試験科目に基づいた主な学習項目】

 (1)労働基準法
総則、労働契約、賃金他/労働時間、休憩、休日、年次有給休暇/年少者、女性、就業規則、寄宿舎、雑則他

(2)労働安全衛生法
総則、安全衛生管理体制他/機械等・有害物に関する規制、健康保持増進措置他

(3)労働者災害補償保険法
総則、業務災害・通勤災害、給付基礎日額他/保険給付/給付通則、労働福祉事業、特別加入、不服申立て他

(4)雇用保険法
総則、適用事業等、通則、基本手当他/基本手当以外の求職者給付/求職者給付以外の失業等給付、雇用三事業、雑則他

(5)労働保険徴収法
総則、保険関係の成立・消滅、概算保険料他/確定保険料、印紙保険料、労働保険事務組合他

(6)健康保険法
総則、被保険者、保険者、保険医療機関等他/保険給付/日雇特例被保険者に関する特例、費用の負担、雑則他

(7)国民年金法
総則、被保険者、老齢基礎年金/障害基礎年金、遺族基礎年金、通則他/費用、不服申立て、雑則、国民年金基金他

(8)厚生年金法
総則、被保険者、老齢厚生年金他/障害厚生年金、遺族厚生年金、通則他/費用の負担、不服申立て、雑則、厚生年金基金他

(9)社会保険に関する一般常識
国民健康保険法、老人保健法、介護保険法/船員保険法、児童手当法、社会保険労務士法他/社会保険の沿革/社会保障制度

(10)労働に関する一般常識
最低賃金法、賃金の支払の確保等に関する法律他/雇用対策法、職業安定法、職業能力開発促進法他/労働組合法、労働関係調整法他/労務管理/労働経済

(その他)
・法改正
・総復習(労働編/社会保険編/一般常識編)
本試験シミュレーション(労働編/社会保険編/一般常識編/予想問題)


社会保険労務士の魅力


社会保険労務士の魅力

 社労士(社会保険労務士)は、こんな方にお勧めの資格です。
・社労士(社会保険労務士)になりたい方
・年金のことを自分で学び、知りたいという方
・専門性のある知識を身に付け、仕事に活かしたい方
・国家資格の取得に挑戦したい方
・何か資格を取って自信をつけたい方
・就職・転職に有利な資格を取得したい方
・独立・開業して収入を得たい方




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